中古車の店頭小売価格は下落傾向が続いている。人気小型車の「フィット」が96万~110万円と、一部で初めて100万円を割り込んだ。「ヴィッツ」や「プリウス」などの他の売れ筋車種も総じて下落傾向だ。新車販売台数の回復で下取りに出る中古車が増える一方、販売は振るわないのが理由だ。
■11月中旬と比べて4万~5万円安
新車登録後3年で状態良好な中古車の1月中旬時点の小売価格を調べた。「フィット」は昨年11月中旬比で4万~5万円安くなった。2007年10月に登場したモデルが調査対象になって以来、初めて90万円台を付けた。「ヴィッツ」は同5万円安い80万~95万円。
「プリウス」は調査対象車種が変更になり、単純比較はできないが、150万円前後で「下落傾向が続いている」(ガリバー自動車研究所の鈴木詳一所長)という。
■補助金復活で中古価格押し下げも
昨年12月末の登録から新車購入時の補助金制度が復活した。中古車の新車に対する割安感が薄れるため、中古車価格の下落要因になる可能性がある。
ただ例年、2~3月は春からの通勤、通学用に小型車を中心に中古車の販売が伸びるため、中古車価格が底堅く推移する可能性もある。
景気が上向かない限り、
中古車業界にも春はこないと思う。
ましてや新車なんて夢のまた夢?
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